「心臓が爆発するかと思うぐらいキツかった」。
8月31日の新潟戦をそう振り返ったのは梅崎司。7月31日の磐田戦で右眼窩底骨折の重傷を負った梅崎にとって、新潟戦は横浜FM戦に続く復帰2試合目だった。ただ、「横浜FM戦は0−3だったからオープンな展開」で主に攻撃を意識したプレーだったが、この試合は「1−0だったので、まずは守備をしっかりやらないといけないし、奪った後はスプリントしないといけなかった」ため、復帰直後の梅崎には相当、堪えたようだ。
しかし、冒頭の発言をした際には充実感にあふれた笑顔を見せており、「そういう体力は試合じゃないと戻ってこない」「それを乗り越えないと強くなれない」とも話していた。
7日に控えるナビスコカップ準決勝第1戦の川崎F戦には「コンディションとしてはスタートからできるつもり。どの状況でもチームのためにプレーしたい」と力強いコメント。タイトルを目指すチームに頼もしい選手が帰ってきた。
浦和の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(浦和担当 菊地正典)
2013/09/03 19:53