古巣・愛媛との試合を前に、内村圭宏が自らの成長について口にした。
「愛媛での最後の年は結構点を取れていた(18得点)けど、あのころはとにかく点を取ることばかりを考えていて、チャンスメークや守備のところはまったくと言っていいほど考えていなかった」と09年の自身を振り返ったうえで、「札幌に来てからの3年間では、またJ1も経験したり、ポストプレーやポジショニングなど、さまざまな部分をレベルアップすることができたと思っている。もちろん、一番に考えるのはシュートだけど、それ以外のプレーもこなした上でのシュートだという部分を、愛媛の人には見てもらいたい」と明かす。
現在では札幌の絶対エースだが、「いまの自分があるのは、愛媛でメンタル的に成長できたのが本当に大きい」と古巣に感謝する。そしてその古巣との試合を契機に「ここから(チームが浮上する)流れをつくっていきたい」と意気込んでいる。
札幌の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/08/20 16:02