14日、東京ヤクルトスワローズのホームページに異様な写真が掲載された。そこには、ヤクルトのユニフォームを身につけ、メガホンを手に指示を送る東慶悟と、キャッチャー防具を身につけ走らされる徳永悠平がいた――。
この企画、28日(水)の鳥栖戦(@国立競技場)と同時刻にヤクルト対中日が隣りの神宮球場で行われることから、「東京商工会議所Day」として東京をホームとする両チームがタッグを組んで生まれたもの。そのための、PR映像に二人が出演することになり、その撮影収録をしたのだった。
だが、よく考えてみれば東は根っからの巨人ファン。この企画、本人的に大丈夫だったのか。15日、練習後の東本人を直撃した。「仕事は仕事なので。プライベートとは使い分けをしています。巨人も好きですが、『野球』が好きなので」。何かのプライドを押し隠すように発言した東は、さらに「ヤクルトもFC東京も同じ東京。応援しています」とも続けた。大人の対応だった。
年上の徳永を収録中に走らせたことについては、「まあ、あの人はよく走るので」と回答。そんなに気にしていない様子だった。
FC東京の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(FC東京担当 田中直希)
2013/08/16 16:17