前節・鳥取戦、前半途中で橋内優也選手に替わって、急きょ、センターバックで出場した西嶋弘之選手。「徳島でセンターバックをやるのは初めて」(西嶋選手)ながらも、すんなり試合に入ると、試合を決める2得点を奪う活躍まで見せてくれました。これには訳がありました。「試合前日から、橋(橋内)が危ないかなと思っていたので、(自分が)出るな、と。そのために、センターバックのイメージトレーニングもしていました」と、準備万端でこの試合を迎えていたのです。さすがです。
また、果敢なドリブル突破からチーム2点目となるジオゴ選手の得点をアシストした平島崇選手は、1つ前のMF太田圭輔選手と共に、ここ2試合、右サイドを活性化しています。30日の練習後には、「圭輔くんとはコミュニケーションも取れているし、互いに特長は分かっている。ただ、僕が少しミスも多いので、ミスを減らして落ち着いてプレーしたい。チャンスをもらった時にはいつでも行ける準備はしていたし、2人でそうやってチームを活性化できれば、他の選手にとっても刺激になると思う。ただ、続けることが大事だし、1試合良かった、では終わりたくない」と話していました。
今節対戦する山形には、初芝橋本高校時代の1年後輩、前田和哉選手がいます。そのことについて尋ねると、「なんかね、あいつ結婚して変わったんですよ(笑)電話しても、昔はもっとイジッてくる感じだったのに、今は変に大人になったというか。気持ち悪い(苦笑)」(平島)と、結婚してからの前田選手の変貌ぶりに困惑している様子でした。
(徳島担当 小田尚史)
2012/09/01 00:07