8月7日に開催される「スルガ銀行チャンピオンシップ2013 IBARAKI」に向けて、山村和也が意気込みと、対戦相手となるサンパウロFCの注目選手について語った──。
「対戦相手となるサンパウロFCはブラジルの伝統あるチームですし、漠然としたイメージですが、トニーニョ・セレーゾ監督も選手時代に在籍していたということで一流の選手が多くそろっている印象があります。チームとしては大会2連覇が懸かっている試合ですが、昨年の大会はロンドン五輪のため出場できなかったので、自分としては初めてチャレンジする大会になります。去年はまったく関わることができなかったし、いまの自分には海外の選手と対戦する機会は限られている状況なので、しっかり戦えるように準備していきたいです」
「ブラジルのチームとの対戦はこれまであまり経験がないので、この試合は貴重な経験になります。ユニバーシアードで一度だけアマチュアチームと対戦したことがあって、プロと比較することは難しいけれど、アマチュアでも技術の高い選手が多く、苦戦したことを覚えています。それはいまのJリーグでも、どのチームを見てもブラジル国籍の選手がいますし、対戦するサンパウロFCがそれ以上に手強い相手だということは容易に想像できます。ブラジルという国自体が経験と実績を兼ね備えた国であり、特に自分は『キャプテン翼』も読み込んでいたので、サンパウロFCといえばロベルト本郷という登場キャラクターがいたりと、それこそ名前だけはずっと昔から知っていました(笑)。そういった意味では小さいころからサッカーに関するマンガや雑誌を読んでいて、ブラジルのクラブに対しては憧れというか、一流の選手がそろっている印象があります。その中でもサンパウロFCは伝統あるチームだと思っています」
「相手には個人技の高い選手がいるので、しっかりチームとして守っていくということと、あとは簡単なミスやポジショニングのミスから失点をしないようにしていきたいです。攻撃力のあるサンパウロFCを相手に失点をしないで勝つことができれば、チームの自信にもなります。まずは失点しないことを目標にしていきます」
山村和也の注目選手──MF ガンソ
1989年10月12日生まれ、23歳。抜群のゴールコントロールで違いを生み出すクラシカルな10番タイプ。サントス時代の2011年には、ネイマールとともにコパ・リベルタドーレス制覇に貢献し、12年にサンパウロFCへ移籍した。ブラジル代表としては2011年のコパ・アメリカでは10番を背負いプレーした。
「実は今日サンパウロFCの名簿を見たのですが、対戦するということを視野に入れるならば、前線のガンソは試合を見ていて、『うまいなぁ』と思った選手です。長短のパスやスルーパスがうまいので、裏に出すボールには気をつけていきたい。それに相手は外国選手特有の体の強さもあると思いますが、個人的に当たり負けするようでは、これから先も成長していけない。競り合いでも自分の力を試していきたいです」
(日本/2012Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝)
vs
(ブラジル/コパ・ブリヂストン・スダメリカーナ2012優勝)
2013年8月7日(水)19:00K.O(予)
茨城/県立カシマサッカースタジアム
フジテレビONE(生中継)/BSフジ 23:30-(録画)
チケット購入方法はこちら↓
http://www.j-league.or.jp/surugacs/2013/ticket.html
(BLOGOLA編集部)
2013/07/29 13:00