「全員袖をまくれ!」アフシン・ゴトビ監督から指示が出た。連日最高気温が30度を超える三保グラウンドでは、報道陣に練習が公開される9時半からの15分間でも、もはや暑い。
選手の疲労回復もそれぞれだ。7月9日に誕生日を迎え、22歳になったばかりのイ・キジェは韓国と日本の気候の違いに戸惑っている。韓国はそれほど湿度が高くないらしく、日本の湿気に「体が動かなくなる」と話していた。そんな時には、韓国料理の「サムゲタン」を食べて疲労回復。加えて、持ち前の我慢強さでこの時期を乗り越えようとしている。
リーグ戦再開後、アウェーでの試合が2試合続き、ようやくホームに帰ってきた清水。暑さと湿気はどこに行ってもあまり変わらず、そこは慣れるしかないが、試合前の移動がないということは大きい。試合前に自宅でゆっくりとして、万全の状態で今節の対戦相手・大分を迎える。
(清水担当 田中芳樹)
2013/07/12 19:42