今節は愛媛にとっての大一番、四国ダービーだが、最後に愛媛が勝ったのは2010年の第26節のホーム。内田健太(現清水)の劇的FK弾が決まっての勝利だった。
3年が経ち、選手の多くが入れ替わったことで当時ピッチに立っていた選手も少なくなったが、その数少ないうちの一人がDF小原章吾は「自分のいた2010年は徳島に負けていないんで、個人的には苦手意識はない」とキッパリ。
また、「今はチームの流れは良くないけど、このダービーに勝てば浮上するきっかけにもなる」と苦境をもポジティブに捉えて前を向く。個人としても直近3試合では出場機会を失っているだけに「今節出られればチャンス。危機感を持っているし、絶対にやってやろうという気持ちは強い」と普段冷静な男は語気を強めた。
チームとしても、小原個人としても、このダービーは大きな転機になるはずだ。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/07/12 18:22