1週間におよぶ嬬恋合宿も終わり、中断明けの鳥栖戦にフォーカスを合わせ始めた大宮。レギュラー争いも、し烈を極めている。
「スタメン組以上のパフォーマンスを出さなければいけないない。監督からは、中央で崩す形を要求されている。横パスやバックパスより縦に入れることを意識している」と話すのは、上田康太だ。
真ん中からの崩しがテーマとなっている大宮。上田はクサビや縦のスルーパスの精度を上げるのと同時に、ワンタッチを入れながら崩す方法を模索している。「自分の場合は、周りと関わりながらやらないと生きてこない。周囲とのコミュニケーションは大事にしている。もっともっと得点に絡んでいきたい」。
今季、ナビスコカップなどで高いパフォーマンスを見せた上田。中断明けのレギュラー獲得を狙う男が、ここにもいる。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/06/28 20:15