前節、勝利を呼び込むきっかけとなったのが26分の本間幸司のプレー。京都のFW久保裕也との1対1を止めたことで流れは水戸に傾いた。「あそこでゴールを奪われていたら、どうなっていたか分からなかったね」と本間は振り返る。
あらためてそのシーンを振り返ってもらうと、本間は「狙いどおり」と口にした。抜け出した久保に対して尾本敬が対応したが、その際、最後のところで切り返して右足に持ちかえることを予測していたという。案の定、ゴール前で切り返し、久保は右足でシュートを放ったのだ。その際、「詰め方も角度もイメージどおり。こっちの感覚で対応できた」と本間は会心の表情。
久保のシュートを足に当てて、ゴールの外へはじき出した。守護神の存在の大きさを示す見事なセーブであった。
(水戸担当 佐藤拓也)
2013/06/26 20:42