かねてから夢であった欧州移籍の話が持ち上がったのが18日。「自分としても2日間で協議され決まったことに驚いている」と、急な移籍の経緯についてナーバスな気持ちを抑えながら、ブルーノ・ロペスは記者陣に誠実に説明をしてくれた。
航空券が取れ次第、いったんブラジルに帰国と伝えられたものの、まさか翌日の帰国。
急きょ21日の早朝に設けられたお見送り会には、約150人のサポーターが集まった。通訳を通じて別れのあいさつをしたブルーノは、サポーターから応援歌を贈られ号泣。一人ひとりと握手を交わし、何度もおじぎをして、新潟を後にした。
その後、成田空港に駆け付けたファンも。「これだけ熱烈なサポーターは、日本中見渡してもそう出会えない」と話していたブルーノ。
幸せな気持ちで旅立ったに違いない。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/06/23 12:00