岐阜と対戦した前節、前半終了間際から交代で出場した田中雄大。その時点でチームは3-1でリードしていたが、登場直後に失点し、後半にも2失点して逆転負け。「流れを変えられなかった。相手の勢いを止められませんでした。途中から入る難しさは分かっているし、経験してきたけど、抑えることができなかったのは悔しい」と振り返った。
「失点はクロスからやられたけど、そこに至るまでに簡単にクロスを上げられているところ、どこから守備に行くか、などについて、もっとはっきりしなければいけない。勝っている試合だからこそ、90分間しっかりやらなければいけない」。
思いを胸に翌日の16日は、奈良クラブとの練習試合にフル出場。自身のポジション争いとチームの巻き返しに向けて、懸命のプレーを見せていた。
(鳥取担当 石倉利英)
2013/06/17 07:30