今節の相手、FC東京のポポヴィッチ監督は、2009シーズンの後半に大分トリニ―タで指揮を執っており、清武弘嗣選手と高橋大輔選手にとっては恩師にあたります。特に、プロ2年目であった清武選手はこの年にレギュラー定着しており、特別な思いのある監督のはずです。
20日の練習後、同監督について清武選手に尋ねると、「支えてもらいながら、厳しく育ててもらった監督ですね。いいプレーを見せることが恩返しになると思う。自分が成長した姿を見せたいですし、チームとして勝てれば一番いいかなと思います」と、笑顔も交えながら、対戦に思いを馳せていました。
また、「ピッチサイドから監督の声が聞こえてきたら、懐かしさも蘇るのでは?」と質問すると、「そうですね。多分、どの試合でも怒っていると思いますけどね(笑)対戦は楽しみですけど、試合になったら本気勝負ですし、勝ちたいです」と力強く話してくれました。
国内でのリーグ戦が残り2試合となったタイミングで当たるのも、何かの縁ですね。恩師が率いるFC東京相手にどのようなプレーを見せるのか、注目です。
(C大阪担当 小田尚史)
2012/06/20 00:00