仙台はリーグ戦再開とナビスコカップに向けた準備を進めている。負傷者の復帰とともに期待されるのが、これまで出場機会がなかった選手たちの台頭だ。
2年目の奥埜博亮は昨季にナビスコカップでチャンスをつかんだ選手の一人だが、今季は練習試合で調子を上げたところで負傷するなど、タイミングに恵まれなかった。この中断期間でさらにレベルアップして、今季の公式戦出場を目指す。FWからボランチまで多くのポジションをこなす奥埜だが、「攻撃的なポジションが本職なので、得点やアシストという結果を出してチームに貢献できるようになりたい」と、特に攻撃面でのレベルアップを目指す。
「周りと連係したプレーが自分の持ち味ですが、もっと周囲と互いに要求し合えるように、信頼されるレベルに自分を高めたい」と意気込む奥埜。チームは10日から堺でキャンプを行う。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/06/09 19:37