10日間のオフを過ごし、6日より練習を再開しているFC東京。ネマニャ・ヴチチェヴィッチ、長谷川アーリアジャスールをはじめ、離脱していた選手のほとんどが合流し、活気にあふれている。充実したオフを過ごした選手が多かったのも、その一因か。
旅行に出かけた選手がほとんどだったようだが、李忠成も多分に漏れず機中の人となったようだ。向かった先は、情熱の国・タイ。理由は「母親がタイに行きたいと言ったから」。両親を連れた、家族旅行だ。なんという孝行息子。
タイでは両親ありきの行程だったという。「寺院巡り」「アユタヤでゾウに乗る」など、かなり渋めの旅行になった様子。また、タイで練習参加中で、李とは「幼稚園、小学校と一緒だった」市川雅彦(元大宮、東京V)とも再会を楽しんだそうだ。
依然として、FC東京との契約が切れる6月末以降の動向が決まっていない李。ただ、この中断期間で「風を呼んで、高く飛べるようにしたい」と話している。ゾウに乗ったように、良い風に乗ってほしいところだ。
(FC東京担当 田中直希)
2013/06/07 21:32