クラブは4日、前節の熊本戦で負傷した水谷雄一が左足アキレス腱断裂で全治まで5カ月かかると発表した。
ベテランとしてともに支えてきた古賀正紘は「一番残念な思いをしているのはミズ(水谷)のはず。良い状況で復帰のときを迎えられるようにしたい」と話せば、岡田隆も「ミズさんのぶんまでというのはみんなが思っているはず。自分たちが結果を出すことがミズさんもうれしいと思うのでしっかりやらないといけない」と話した。
また、08年に右アキレス腱断裂を経験している尾亦弘友希は「自分も経験がある。ミズさんにとっては辛い時期になると思うけど、ミズさんのぶんまで頑張りたい。アキレス腱は治っても再断裂や馴染むまでに時間がかかったりする。焦らずに治して欲しいし、そのためにも自分たちが結果を出すことが大事」と経験を踏まえて話した。
水谷の離脱は痛手だが、選手たちは「ミズさんのために」を合言葉に奮起を誓っている。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/06/05 18:19