6月24日にkankoスタジアムで行われる第21節の甲府戦でシーズンは折り返し地点を迎えます。前半戦の最後に6位につける甲府を勝ち点3差で迎える、非常に重要な試合になりました。キム選手は「前節の)湘南戦に負けたから、甲府戦は絶対に勝とうっていう気持ちでみんなで練習をやっている。ホームだし、絶対に勝ちたい」と意気込みを語っています。
キム選手はここまで全試合に出場し、攻撃の中心として躍進する引っ張ってきました。ここまでのシーズンを「悪くはない成績だと思うけど、残り半分が大事になる」と振り返ったキム選手は、個人としてもチームとして得点への意識を高める必要があることを話しました。
「チームとしては悪くはない成績だと思うけど、残り半分が大事になるかなと思います。これからは1試合1試合が決勝戦みたいな試合になる。個人的には点数が少なかったと思うから、点とかアシストとかの意識を高めたい。去年よりもパスとかはよくなったと思うけど、シャドーで出場しているからゴールがほしい。パスとかドリブルに不満はないけど、点が取れていないからどんどん点を取る意識でプレーしたい」
「チーム全体でもシュート数も少なかったし、みんなが意識を攻撃的にしないといけないと思います。僕もそうだし、チームメイトも、自分がやるんだという気持ちを持ってできればゴールはもっと取れると思いますし、それができればもっと上のレベルにいけると思います」
開幕前には二桁得点を目標に掲げてきたキム選手ですが、ここまで3得点の成績には本人も大きな不満を抱いている様子。キム選手の得点力向上がチームのレベルアップにつながることも間違いありません。今後もキム選手の活躍に期待が集まります。
(岡山担当 寺田弘幸)
2012/06/21 00:00