第16節・山形戦でついに、“京都初出場”を果たしたカン・ソンホ。実は以前、ある選手の負傷を受けて初スタメンが濃厚だった試合があったのだが、その選手が回復したことで実現しなかったという経緯があった。それだけに「(山形戦の出場は)嬉しかった! ああいう勝ち方で勝ち点3も取れたので良かったです」と笑顔を浮かべた。
プレーについては「前半は途中からボールに絡めなくなってリズムを失ってしまったけれど、後半はボールを受けられるようになったし、ワンタッチでパスを入れたりすることができた。そういうプレーを前半からやりたいですね。やっぱり試合を通じてやれないと、計算できる選手にはなれないので」と分析。京都でのスタートラインをようやく切ったが「これで一喜一憂していたら意味がない。これからが大事」と、どんな時でも声や動きでチームを盛り上げるムードメーカーは気を引き締めた。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/29 23:50