赤嶺真吾は第11節・大宮戦ではCKの流れから先制点を決めて、今季2点目を記録。負傷で戦線を離脱していたこともあったが、過去2シーズン連続で二桁得点を達成してきた点取り屋にエンジンがかかってきた。大宮戦のゴールは蜂須賀孝治のシュートがこぼれてきたところをしっかりコントロールし、速いターンからフィニッシュ。「シュートへの反応からターン、シュートまで、しっかり持ちこむことができました」という赤嶺は、得点感覚はもちろん、「パスへの反応も問題なく戻っています」と頼もしい。次の相手は中央の守備が堅い横浜FMだが、「日本を代表するDFに対して、ミスや隙を突くような駆け引きも意識して戦いたい」と意気込む。実は赤嶺は仙台に加入した2010年途中から毎年横浜FM戦で得点中。日産スタジアムで4年連続ゴールを達成することはできるか。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/16 18:41