前節の北九州戦は1-1の痛み分け。リードしながら逃げ切れなかった北九州にとっても、後半は「押せ押せ」になりながら追加点を挙げられなかった松本にとっても課題の見えた一戦だった。
一夜明けた13日、あらためて試合を振り返った反町康治監督が相手チームのなかで名を挙げた選手が、FWのキム・ドンフィ。「あの速さは脅威。100メートルも10秒か11秒くらいで走れるんじゃないか」と、戦術的理由により前半限りの出場となったものの、強烈にアピールした高速アタッカーを高く評価していた。
ゴール前での決定力などに課題はあるように思えるが、似ているタイプとして永井謙佑(スタンダール・リエージュ)をあげて「あの速さはJ1でも通用する」と太鼓判を押した。
(松本担当 多岐太宿)
2013/05/13 17:18