第11節の札幌戦での二つのオウンゴールにつながったFKをはじめ、第12節の水戸戦では失点直後に同点に追い付き流れを引き寄せた豪快なミドル、そして前節の徳島戦でも2点目につながるゴール前でのシュートなど、点に絡む働きが増えているのが養父雄仁。
「今までよりも高い位置、ゴールに近い場所でプレーできているのが大きい」と本人は話すが、同じ左サイドでプレーする片山奨典が「養父君がサイドの追い込みでも頑張ってくれて、運動量も増えている」と言うように、守備での貢献度も見逃せない。
一時は先発から外れたが、左サイドのMFとして先発に復帰。「プレスがチームのリズムを作っているし、ハードワークが求められるポジション。守備でも行けるところまでアプローチに行くつもりでやっている」
プレースタイルに変化が生まれたことで、本来の持ち味をさらに発揮できそうだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2013/05/10 14:37