昨季第23節の対戦時にも話題になったように、大宮のベルデニック監督は03年途中から04年まで仙台の監督だった。手倉森誠監督はコーチとして04年に仙台に加入したので、04年はともに選手を指導した間柄である。当時の仙台と現在の大宮の傾向の比較について報道陣から訊かれた手倉森監督は、「ズデンコさん(ベルデニック監督)は要求しながらチームを作っていくのですが、当時の仙台の選手に比べて現在の大宮の選手は自立したプレーをしている印象です。大宮の選手がしっかり判断してゲームをできているということでもあるし、ズデンコさんが少し丸くなっているということでもあるのでは(笑)」と答えた。
なお、大宮戦への意気込みを聞かれた際に手倉森監督は「大宮なだけに『おお見よ、仙台の力を』という試合にしたい」というやや分かりづらいダジャレを披露し、報道陣に「使ってください」と話していた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/09 18:42