第6節の札幌戦以降、終止好調だった攻撃陣が封じられ、ドローに終わった前節の鳥取戦。1日のミーティングで長谷川健太監督が強調したのが引いた相手をこじ開ける対策だった。今節迎え撃つ岐阜も守りに人数をかけることが予想される中、期待されるのが遠藤保仁のパフォーマンスだ。
岩下敬輔の負傷で、今野泰幸のCB起用を含めて顔ぶれが変わる可能性があるものの「誰か一人がいなくなってもガンバの力は変わらない」とキッパリ。
これまでもたびたび、チームの苦境を自らのゴールで救ってきた背番号7だが、今季は開幕戦で決めたPKの1点のみにとどまっている。「(相手に)中も外も固められたらミドルシュートやセットプレーが大事になる」(遠藤)。伝家の宝刀を抜くときが迫りつつある。
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/05/01 21:51