1日の練習後、記者たちと談笑していた田中裕介。日本人離れした濃いめの顔に、あごや口元にたくわえたヒゲと短髪が男らしさを強調している。そんな彼の顔、「どこかで見たことないか?」と思いきや、レアル・マドリー所属でスペイン代表でもあるDFセルヒオ・ラモスにそっくり。長髪がトレードマークだったラモスだったが、今年に入りバッサリ髪形を短くし、イメージチェンジ。それが今の田中裕のスタイルとそっくりなのである。そう話すと、田中裕は満足気に一言。「実は俺、ちょっと意識しているんですよ(笑)」。ポジションも右SBで同じとあって、やはりテレビで試合を見ていても、目で追う存在のようである。「プレーも結構よく見ています。でも彼は身体能力が半端なく高い! あれはさすがに真似できない」。それでも“川崎のセルヒオ・ラモス”というニックネームは気に入ったようで、「いいですね、それ! これからそれでいきましょう!」とご満悦だった。
(川崎F担当 西川結城)
2013/05/01 20:25