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　ついにこの男が帰ってくる。

　9日、ケネディが紅白戦に出場し、2本目からは主力組でプレー。練習後、ストイコビッチ監督は「今回（ナビスコカップ第4節・大分戦）はチームに帯同する」と断定し、「長いこと良いニュースを待っていた」と喜びの言葉を口にした。

　復帰の予兆はあった。3月半ばから練習に参加しサブ組で調整を続けていたが、日に日に練習量が増加。4月に入ると、同監督も「一番重要なのは彼自身の思い、それからフィーリング。私は彼の答えをずっと待っている。プレーできるのであれば、チームと一緒に帯同させる」と復帰が近いことを感じ取っていた。

　大分戦はベンチスタートが濃厚だが、けがにより長期戦線離脱を余儀なくされていた元得点王（2010～11年）の復帰は大きな変化。誰もが「ジョシュア（ケネディ）は貴重な選手」と話す実力者が、瑞穂陸上競技場に帰ってくる。