4日に行われた抽選会の結果、天皇杯ラウンド16の相手は横浜FCに決定した。昨季のJ2では2戦2勝を記録した相手だが、油断は禁物。2005年以来のベスト4、そしてその先という目標を達成するためにも、万全を期して臨みたい。
渋谷洋樹監督は今季の横浜FCを「監督が代わってすごく調子が良くなったと感じる。特にイバ選手の活躍と、全体的な守備のところでサイドハーフの選手がパワーを持ってやっている」と分析。特にイバについては「イバ選手は走れるしボールを受けられるので、すごく良い選手だと感じた。彼を中心にしてチームが安定しているのかなと思う」と警戒している。
また、横浜FCには昨季まで大宮でプレーした藤井悠太も在籍している。リーグ戦では先発出場も多く、「この間は(鳥取の片岡)洋介もいたりして、(大宮の)外でも活躍していればうれしい。選手は試合に出てナンボの世界。そういうふうに活躍してもらうことに移籍の意味がある」と渋谷監督。天皇杯ならでは“再会”が楽しみだ。
(大宮担当 片村光博)
2016/10/07 16:13