すでに来季の大宮加入が内定し、特別指定選手としても登録されている明治大のDF河面旺成が、26日から28日の3日間、大宮の練習に参加している。練習中は本職である左SBをはじめ、CBでもプレー。基礎技術の高さを見せた。
加入内定前にも練習参加はしていたが、今回はまた違う立場での参加。このチームでの将来を明確に意識しながらプレーし、「まだまだスピード感やプレーの感覚で慣れない部分がある。そこに早く慣れたいという気持ちが一番強い」と感触を語った。
残り半年となった大学サッカーで取り組むこともハッキリしている。「明治と大宮ではやることが違うし、スタイルの部分でどんなサッカーにも対応できる力がいまの自分には一番必要だと思う」。プロとして戦う準備を進めていく覚悟はできている。
28日の練習が終われば、再び明治大での活動に戻る。
「チームとしては、学生系の大会での日本一は常に掲げている。8月6日からは総理大臣杯もあるし、そこに向けて一つになっていく。個人としては数字に残る結果を出したい。そう考えることで攻撃参加も増えるし、SBなので上下動で差を付けられたらいい」と語った川面。ここからの若武者の成長が楽しみだ。
(大宮担当 片村光博)
2016/07/27 19:00