今節のアウェイでのJ2第17節・大宮戦、大沢朋也に出場のチャンスはあるのか。
大沢にとって、大宮は03年にプロのキャリアをスタートさせた古巣。それだけに大沢は「やっぱり遠征に行って試合に絡みたい」とその思いの強さを話す。とはいえ、大沢が大宮で過ごした日々は決して楽しい思い出ばかりではない。3年間でリーグ戦のピッチに立ったのは途中出場のたった1試合のみであり、「高卒で(大宮に)入ったけど、大人のサッカーになかなか馴染めず、自分の力不足を感じた3年間だった」とむしろ悔しい思い出が先行する。
大沢は今季ここまで1試合の出場にとどまり、もちろん今節の遠征メンバーに入ることも確約されていない。しかし、「1日ごとの練習で良いアピールをして、少しでもいま出ているメンバーの間に入っていきたい」と前向きさを見せるとともに、「チャンスで自分のパフォーマンスが出せる良い準備はしている。(大宮に)成長した姿を見せたい」と意気込んだ。
(讃岐担当 松本隆志)
2015/06/03 18:51