負傷により約1カ月間離脱していた金澤慎だが、すでにトレーニングには合流し、元気な姿を見せている。チームの心臓部となるボランチに金澤が戻ってきたのは心強い。
15日の紅白戦では金澤と増田誓志がダブルボランチを組むこともあったが、「(ダブルボランチの)完成度はまだまだだと思う」と金澤。「しっかりとコミュニケーションを取って、『こういうプレーがしたい』ということを話し合って詰めていくことが大事」と改善に意欲を見せた。
「なるべく自分がバランスを取って、彼(増田)が前でプレーできればベストだとは思う。ただ、ゲームの展開や状況によっては、それがすべてではなくなる。状況によって判断していくことが大事になる」(金澤)。
鳥栖戦は中断前最後のリーグ戦となる。頼れるボランチの復帰と勝利により、良い流れで中断期間に入りたいところだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/05/15 22:50