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　山田暢久選手が久々に全体練習に完全合流しました。山田暢選手は８月１９日に行われた仙台との練習試合で左ひざ内側じん帯を損傷。以降は別メニュー調整を続けていましたが、前日１９日にパスゲームのみとはいえ全体練習に合流すると、この日はハーフコートゲームに参加しました。

　練習後、山田暢選手は「全然ダメ。全然動けない」と一言。それは（悪い意味ではなく良い味が出ている）ぶっきらぼうな彼らしいコメントであり、額面通りに受け取ることはできませんが、別メニューで調整していたこれまで同様、この日も太ももからすねのあたりまでガッチリとテーピングで固定していたことは事実です。

　とはいえ、プレーを見ると、控え組の［４－４－２］の右センターバックで山田暢選手らしい、気の利いた守備や正確なくさびのパスを出し、山田暢選手が入るとディフェンスラインが締まる、という印象を抱かせてくれました。

　最後に「目指せ来週」と言いながら去って行った山田暢選手。Ｇ大阪戦は無理をせずに回避するようですが、完全復帰もそう遠くはないようです。さまざまな経験を重ね、浦和を誰よりも知る山田暢選手がチームに帰ってくることは、上位争いを続けるチームにとって間違いなくプラス材料です。