攻撃活性化の兆しが見えかけている一方で、ここ3試合は連続で2失点を喫しているG大阪守備陣。そんな中、今節・大宮戦で一人の男との再会を楽しみにしているのが丹羽大輝だ。
「アキと公式戦で対戦するのは初めて」(丹羽)。
大宮の攻撃をけん引する家長昭博はG大阪ユースの後輩にあたるが、二人は年齢の壁を超えた親交を深めてきた。2008年に大宮へ期限付き移籍した経験を持つ丹羽に、家探しの相談の電話をかけてくるなど、いまでも二人の交流は続いている。
丹羽は「アキは僕と対戦するのが嫌なんじゃないですか。僕はアイツのストロング(ポイント)もウイーク(ポイント)も全部分かっている」と家長封じに自信を見せる一方で「アキ中心にボールが回り出すとやっかい。それに1対1の場面を作ると危険」と、家長が持つ抜群の打開力をリスペクトする。
ユースの先輩として意地でも負けられない初顔合わせでもある。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/04/17 21:31