25日の練習中、ゴール前で積極的にターンからシュートを狙っていたのが山崎雅人。自身もここまで開幕戦の1ゴールにとどまり、FW全体でも4試合得点がない状況が続いている。「あとから考えたらフリーやったのにというのもあったし、いいときっていうのは自分でいっていた」と反省する一方、チームが得点を重ねていた時期には、自らがゴール前で潰れ役としての仕事をまっとうしていた側面もある。「ターンしてシュートもいいけど、そこで周りにフリーな選手がいたときのほうがまたちょっと悔しい部分もあるので、そういう使い分けをしっかり判断できるようにしたい」と語っていた。
最下位・岐阜との対戦を前に、チームには周囲の楽観論に影響を受けないだけの雰囲気があるが、山崎もその一人。「『勝てるだろう』という空気になるのが怖いし、そういうのをなくして、練習からピリピリしたムードを漂わせてやりたい」と、あらためて気を引き締めていた。
(山形担当 佐藤円)
2013/04/25 19:28