4月17日に行われた前節・札幌戦で後半開始から交代出場し、今季初出場を果たした吉野智行。「もう2点取られている難しい状況だったので、守備も大事だけど、ホームだしまずは自分の良さを出すために、前に行ったりパスを受けて、グラウンダーのパスでリズムをつけることを心がけていた」と振り返る。結果的に得点は生まれなかったが、持ち味を発揮してパスをつなぐプレーは、チームに落ち着きを与えた。
チームは0―2で敗れ、6試合未勝利で17位にまで後退した。「こういう苦しいときに、チームの真価が問われる。自分も含め、いわゆるベテランと呼ばれる選手が何人かいるので、要所を締めていけるようにしたい」。豊富な経験を生かし、チーム状態が上向くために力を注ぐ決意だ。
(鳥取担当 石倉利英)
2013/04/18 18:54