浦和との今季ホーム最終戦を2日後に控えた横浜FMの宮市亮が27日、横浜市内の日産スタジアムの最寄り駅・JR新横浜駅などで利用客らに3年ぶりのリーグ制覇に向けて共闘を呼び掛けた。
現在、J1で勝点62の横浜FMは2試合を残し、2位・川崎Fと勝点差2の首位につける。29日の今節・浦和戦で勝利した上で、川崎Fが引き分けまたは敗れた場合、優勝が決まる。その一戦には今季ホーム最高となる4万人を超える来場が見込まれている中、クラブは5万3000人の満員を目指している。
JR新横浜駅では先日、構内に設置した“パタパタ順位表”の前で、宮市とJR東海の酒井英樹駅長が浦和戦をPR。宮市が「今週末のホーム最終節となる浦和レッズ戦は優勝も懸かっていますし、すごく大きな戦いになります。チームも一丸となって準備していますので、皆さんの横浜F・マリノスの応援をよろしくお願いします」とあいさつすると、立ち止まった大勢の利用客からは大きな拍手が。酒井駅長も「29日に本当に大きな決戦があります。この駅でも皆で多くのサポーターの方をお迎えし、横浜F・マリノスさんには優勝、そしてシャーレをつかんでいただき、ともに喜びたいと願っています」とエールを送った。
この後、宮市は横浜FMを普段から応援する駅構内にある2店舗に立ち寄り、共闘を訴えたほか、駅周辺の企業などで週末のビッグマッチを周知。29日までの3日間限定で駅周辺の『F・マリノス通り』を『トリコロールの勇者通り』に名称変更し、街全体で盛り上げに一役買ってもらう。
文・写真:大林洋平
(横浜FM担当 大林洋平)
2022/10/27 20:05