7日のJ2第7節・富山戦で負傷交代したパウリーニョに代わって35分からボランチで出場した中野洋司。元々はCBやSBの選手だが、今季から加入した栃木では、チーム事情もあってキャンプの時点からボランチとして起用されている。
PSM・川崎F戦では後半から出場し、パウリーニョとボランチを組んで及第点のパフォーマンスを見せた中野だったが、シーズンが始まってからはなかなか出番が訪れなかった。そんな中で得た急な出場機会でキッチリと結果を残すあたり、“仕事人”という言葉がよく似合う。
「最初はボランチに人がいなくて『誰かいないか』ってところからスタートした。いまはやりやすいというか、うまく適応できている」と話す中野の存在は、シーズンが深まっていくにつれて、より重要なものとなっていくはずだ。
(栃木担当 片村光博)
2013/04/10 21:22