町田は12月9日、今季のトップチームの最終活動となる2018シーズン終了報告会を実施した。今年の会場は、新体制発表会と同会場となる町田ターミナルプラザ市民広場。報告会では4位に終わった今季のトップチームの成果を報告するとともに、レアグッズが当たる抽選会や、今季限りでチームを去る選手たちのスピーチなどが展開された。
中でも最も注目を集めた選手が、在籍7年で町田を去ることになったエースの鈴木孝司。スピーチの際には会場の参加者から一際大きな声援を受けると、鈴木は「これ以上話すともう泣きそうなので、これぐらいにしておきます」と話し、涙をこらえる一幕もあった。
なお、シーズン終了報告会の前には町田駅周辺をトップチームのコーチングスタッフや選手たちが練り歩き、「街へ出て行く」今季のクラブコンセプトを最後の最後まで貫徹。街行く人たちへ、クラブ史上最高順位の4位でシーズンを終えたことを報告した。
報告会を終えたチーム主将の井上裕大は「1年間をやり切った気持ちと、このメンバーで何かをするのも最後だったので、寂しい気持ちが混在している」とコメント。一方で3季連続チーム得点王の中島裕希は「たくさんの方々に支えられて、4位という結果で終えられたことを実感した」と話し、あらためて1年間支え続けてくれたファン・サポーターへ感謝の気持ちを伝えていた。
(町田担当 郡司聡)
2018/12/10 12:59