6日にレベルファイブスタジアムで行われる福岡と岡山の一戦は、岡山の下口稚葉にとって自分の存在を示したい試合だ。
1-2で敗れた前節の新潟戦は、「2失点とも僕のところから。今日の責任は自分にある」とチームが敗れた責任を一身に背負った。それだけに今節へ懸ける想いは人一倍強い。
「本当に悔しい気持ちをもって1週間練習してきましたし、もう1回自分ができることをしっかりと見つめて、少しでもチームのためになれるように戦いたい。特に立ち上がりはアラートに集中力を高くもって入りたいですし、試合を通して失点しないという強い気持ちをもってやりたい」
対戦相手に昨季チームメイトだった篠原弘次郎がいることも、下口の気持ちを高ぶらせる。
「シノくんには去年一年、熱さっていうすごい大事な部分を教えてもらった。今年はそれを自分が見せていきたいと思ってやってきたので、もっとチームに熱さを伝えられるようにしたいですし、シノくんにそういうプレーを見せたい」
レベルファイブスタジアムで気迫をみなぎらせて戦う下口の姿が見られることは間違いない。
(岡山担当 寺田弘幸)
2018/10/05 17:25