京都がアウェイに乗り込む明治安田J2第35節・熊本戦は、今季のJ2残留争いの分岐点となりそうな重要なゲームだ。現在の順位は京都が20位で、熊本が21位。J2残留を当落線上で争う両チームの勝点差は『4』という状況。もし京都が勝利すれば勝点差は『7』に広がり、残留争いから一気に抜け出す可能性がある。しかし逆に敗れれば、熊本に勝点1差まで詰め寄られることになる。
京都を率いるジュロヴスキー監督は、「もちろん勝つためにプレーしないといけないが、まずは良いゲームをすること」とライバルとの直接対決に挑む心構えを明かす。「自分たちが何をやるべきか。それに集中することが一番大事。勝ちを狙うとか、引き分けを狙うとか、そういうメンタリティーに関しての計算はできない。ポジティブに、熊本に良いゲームをしに行くという気持ちで臨む」。
また、「前回の対戦でも負けているし、田中達也、アン・ビョンジュン、皆川佑介など良い選手がいる」と熊本の手強さを認めたうえで、「ウチは(26日のJ2第22節・)福岡戦のように、まずブロックでしっかりディフェンスをするというメンタルで臨めば、良い結果が出ると思っている」と勝点3奪取へのポイントを話している。
両チームの命運を占う一戦は、30日午後4時に、熊本・えがお健康スタジアムでキックオフを迎える。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/09/28 17:59