札幌の元イングランド代表FWジェイが23日の鹿島戦に向けて意欲を燃やしている。
左太もも裏痛の影響で、0-7のスコアで大敗した前節は後半のみの出場。前々節は欠場という状況で、鹿島戦で先発すれば3試合ぶりに先発に名を連ねることになるが、「当たり前だけれど、スタメンで試合に出る経験は今までに数え切れないほどある(笑)。だから、スタメンで出ることになったとしても、特別何も意識することはないよ。コンディションもいいしね」と万全であることを強調。そして「前回のホームゲームは相手の神戸に(アンドレス・)イニエスタがいたことで、試合にも大きな注目が集まったが、個人的には今度の鹿島戦のほうが今季を占う意味でも重要な試合になると思っている」とも続けた。
昨季はシーズン半ばに加入して14試合10得点と大暴れしたが、今季はここまで負傷の影響もあって16試合4得点にとどまっている。しかしながら、「どんな状況であれ得点をとるのがFWの仕事。ここから毎試合得点をとれば、去年の得点数を上回ることができる」と、常に自信は揺るがない頼もしさも見せている。自身がラッキーナンバーとする8がつく8月は過ぎてしまったが、この9月以降もどん欲に得点を狙い続け、「チームをACLに導きたい」と背番号48は言葉を重ねるごとに語気を強める。
前回対戦はスコアレスドローだっただけに、この再戦で今季の対戦成績を1勝1分にすべく、ジェイはどん欲に鹿島ゴールへと襲いかかるつもりだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2018/09/22 19:42