前節、明治安田J1第23節・浦和戦で2ゴールを決めた金子翔太。これで今季8ゴールとなり、自己最多の4点を更新し続けている。二ケタ得点もちらつくが、「二ケタは意識していない」と言う。今節はそれより別の目標がある。「ゴールを狙ってはいるが、ゴールを取らせることも意識している。前節は(北川)航也から良いボールをもらったので、今度は航也に良いボールを供給してお膳立てしたい」。
北川は中断明け2試合連続でゴールを決めていたが、ここ5試合、得点はなし。ヤン・ヨンソン監督も「ゴールは入っていないが、チャンスは訪れている。それを落ち着いて決めてくれたら」と話す。チームとしては得点を奪えているが、ここに北川のゴールが決まれば、さらに勢いづくことは間違いない。
チームのゴール数は金子が8得点で1位、北川は7得点で2位となっており、アシスト数では、逆に北川が5アシストで1位、金子が4アシストで2位。北川がゴール数を増やして、金子がアシスト数を増やす。この2人の切磋琢磨を続けていきたい。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/08/24 17:05