7日、スルガ銀行チャンピオンシップの前日会見がヤンマースタジアム長居にて行われた。
今回、Jリーグを代表して出場するのは、昨季のJリーグYBCルヴァンカップ王者であるC大阪。昨季は天皇杯を含む2冠を獲得し、今季の開幕前にはゼロックス・スーパーカップも制したC大阪にとって、初めて挑む大会、初めて狙う国際タイトルとあって、今大会に臨むチーム、選手のモチベーションは高い。
前日会見に出席したユン・ジョンファン監督も、「最近のリーグ戦ではいい結果を出せていませんが、少しでもいい雰囲気にしていくために、明日は勝つ必要があると思っています。最善を尽くして頑張ります」と試合に向けた抱負を語った。中断が明けてからのリーグ戦は3分3敗と勝利がないだけに、「ここで勝つことによって、チームの雰囲気もまたよくなる。チーム全員でしっかりと戦いたい」と、この試合を転換点とすべく意気込みを述べたのは、選手を代表して登壇した秋山大地だ。
アウェイでのリーグ戦に挟まれた過密日程ということもあり、出場選手は直近のJ1第20節・鳥栖戦から完全ターンオーバーが予想される。スルガ銀行チャンピオンシップ前日の練習は、鳥栖戦に先発したメンバーはオフが与えられた。ただし、その中で自主的に練習に加わったのがソウザ。日ごろから「チームの力になりたい」と話す彼にとって、アルゼンチンの強豪との対戦を前に、居ても立っても居られなくなったようだ。鳥栖戦では控えに回った選手たち、そして、U-23の若手によるメンバー構成が予想される中、明日の試合で背番号11がメンバー入りなるかも注目される。
写真:小田尚史
(C大阪担当 小田尚史)
2018/08/08 07:00