19日、長崎はオーストリア・ノイシュティフトでクラブ史上初の海外キャンプをスタートさせた。
18日に日本を出発し、約20時間の移動を経て、現地時間の18日22時過ぎに拠点となるノイシュティフトの宿舎へと到着した。チームは翌日の19日から早速、練習を開始している。今回の拠点となる練習場はスポーツスタジアムノイシュティフト。出発前に高木琢也監督が「向こうはホテルと練習場がセットになっている」と話していたように宿舎から車で5分程度という近い距離に位置している。この練習場はピッチを2面備えており、現在、ロシアで開催されているW杯を戦うロシア代表も事前合宿で利用していた。また、以前はスペイン代表も宿舎として利用していたこともある場所だ。
また、練習場は標高約1,000mに位置しており、平地に比べて酸素も薄く、心肺機能を高める高地トレーニングの環境下で練習を実施していくことになる。中断前での戦いでも長崎らしい走力はしっかりと見せていたが自分たちのストロングポイントをさらに高める意味でも絶好の環境と言えるオーストリアで再開後の戦いに向けて準備を進めていく。
写真提供:VVN
(長崎担当 杉山文宣)
2018/06/19 17:25