30日、茨田陽生が27歳の誕生日を迎えた。「本当に健康第一かなと思います」と話し、抱負を語った。
「ケガしないこともそうですし、風邪も引かないこと、チームを離脱しないこと。まずは27歳、中堅と言われるポジションになって、いまはベンチを温めることが多いですけど、そこでケガしないでしっかりとサポートできるコンディションを常に作っていかないといけないと思います」
茨田自身の言葉にもあるように、ここ最近はベンチスタートとなる試合も多い中、チームに対して献身的なサポートを続けている。腐らず妥協せずにトレーニングから取り組み、試合中には率先してチームメートの給水を助ける場面も見られる。同ポジションの三門雄大も「一緒に切磋琢磨してくれているので、雰囲気も作ってくれています」と感謝の言葉を惜しまない。
もちろん、試合に出てプレーを表現することが第一であり、そのための鍛錬も日々続けている。今季は居残りで行われるシュート練習に参加する頻度も上がり、30日には利き足ではない左足で豪快なシュートを連続で突き刺した。昨季の加入時から意識し続けている結果への欲求は、ここにきてさらに増している。
「結果にこだわって、ゴールの一つ前でも、ゴールでも、結果につながるプレーをどんどん出せていけたら、もっとステップアップできるんじゃないかなと思います。チームも強くなりますし、個人としてもレベルアップしていく。意識しながらやっていきたいと思います」
その努力が数字として実を結ぶ日は、決して遠くないはずだ。
写真:片村光博
(大宮担当 片村光博)
2018/05/30 16:53