24日、フランス1部のマルセイユに所属する酒井宏樹が古巣である柏の練習場に姿を現した。柏の全体練習後には元チームメートや親交のある選手と談笑。その後はランニングや筋トレなどを行い、明日から合流予定の日本代表合宿に向けて調整した。
約1年ぶりに黄色のユニフォーム着た感想を問われた酒井は「特に何も変わらないですね。よくも悪くも(笑)」と笑顔を浮かべたが、直前に迫るロシアW杯の話に及ぶと表情は一変。リーグアンやELで数多くのビッグゲームの舞台に立ってきた右SBは「やれることだけをやるしかない。西野さんはレイソルにも縁がある。監督のためにもだけど、チームのためにもみんなにとっていいW杯にしたいのでしっかりいい結果を求めていきたい」と力強く話し、自身としては、前回のブラジル大会ではメンバーに選ばれながらもピッチに立つことなく去ることになったことを踏まえ、「個人的には初めてのW杯だと思っていく。いい結果が出ればいいし、終わってみていいW杯だったと言えるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
また、5月25日には自身にとって初めての著書となる『リセットする力』が発売。これまでのキャリアを振り返る一冊となっている。
写真:須賀大輔
(柏担当 須賀大輔)
2018/05/24 18:25