24日、磐田はヤマハスタジアムで、翌日に行われるJ1第10節・長崎戦に向けた全体練習を行った。11対11のセットプレートレーニングの際に先発と思われるチームで、川又堅碁と小川航基のFW二人が同チームでプレー。長崎戦での同時起用が濃厚となった。
J1第8節・鳥栖戦以来2試合ぶりの先発出場が濃厚となった小川航。「個人的にも2トップでできるというところをアピールしないといけないし、何よりも勝利が一番のアピールにつながると思う」と話したように、自身の活躍でチームを勝利に導くことでアピールしたいところだ。
1トップと比較して、2トップは二人の連係面が要求される。名波浩監督も「(川又)堅碁と良好な関係を築いてくれれば、点をとるチャンスは十分にある」と話すなど、二人の関係性が得点を奪うためのポイントになりそうだ。
当の小川航は川又との2トップについて「お互いが同じ動きにならないこと、お互いが足元に受けないところを意識する」と、コンビネーションの重要性を強調。「練習試合や試合の中で手ごたえはもちろんある」と話すなど、連係面の自信は手にしつつあるようだった。
「シュートを量産することや点をとる目標を立ててほしい」と名波監督。指揮官の抜擢にゴールという形で結果に応えたいところだ。
文:森亮太(エルゴラッソ磐田担当)
(磐田担当 森亮太)
2018/04/24 20:42