栃木のCBとして存在感を増しているDF服部康平にとって、今節の徳島戦は特別な試合だ。”お手本”とするCB大﨑玲央がいるからだ。
二人は同い年でともに東京出身。二人とも中高時代を神奈川で過ごした経緯もあり、共通の知人を介して仲よくなった。「いまでもオフに一緒にサッカーをやったり、会ってご飯を食べたりする仲」だという。
今季の服部はCBとして出場経験を重ねているが、昨季までの本職はFW。体の大きさと身体能力を見込まれて昨季途中から本格的にCBにとり組み始めたが、そこでお手本にしたのがJ2徳島で活躍する大﨑だった。
「CBとしてのトラップやボールの運び方などを参考にさせてもらっています」
CBを命じられてから何度も映像を見返したのが、気心知れる大﨑のプレーだった。オフに会えばCB談義に花を咲かせることもあるようだ。
「J2という舞台で一緒のピッチでプレーできるのが本当に楽しみです」
今節、セットプレーでは対峙する可能性もある二人だが、服部は直近の試合のセットプレーで存在感を発揮している。服部は”お手本”に勝つことができるか。
写真:鈴木康浩
(栃木担当 鈴木康浩)
2018/04/06 20:39