右ひざを負傷し戦列を離れていた林佳祐が1日、およそ7カ月ぶりに実戦に復帰した。愛媛との練習試合の69分から出場した林は、フリーランニングやクサビのパスなど、随所に持ち味を披露。「本当に楽しかった」と喜んだ。
長いリハビリ中には、体作りをはじめ、左SBの選手の映像を見ながら、ポジショニングや上がるタイミングなどを研究し、復帰への強い意思を持ち続けた。ただ、林自身が“心の友”と慕う水戸へ移籍した近藤岳登の映像は「見なかった(笑)」
林は「手術をしてくれた先生とか病院関係者、岸本さんとかトレーナーの方も毎日リハビリに付き合ってくれた。ブローロには鬼のように走らされました(笑)。いろいろな人が復帰に向けて手助けしてくれた。これはプレーでしか恩返しができない」とし、数え切れない感謝には、ピッチでのパフォーマンスで応える覚悟を話している。
(神戸担当 小野慶太)
2013/04/01 20:14