今節・大宮戦を目前に控える徳島。開幕2連敗中だけに、是が非でも勝利につなげたい一戦だ。平均身長の低い徳島としては199cmのFWロビン・シモヴィッチに仕事をさせないことがカギの一つだが、その役割を担うのはフィジカルの強さに特長がある182cmのDFブエノになるだろう。
16年、鹿島vs名古屋のリーグ戦で両者は二度対戦した経験がある。ブエノは「皆さんご存知のとおり、大きくて強い選手です。そして、大きい選手ですが、足元の技術もあります。彼にボールが入ると必ずゴールにつながるので気をつけてプレーしていました」と振り返る。結果としてブエノはシモヴィッチに思うような仕事をさせず、鹿島の2戦2勝に貢献。
その経験が今節・大宮戦でも生きるはずだが、「自分の実力だけではなくチーム全員での勝利でした。いずれにせよ伸長差はあるので、体をしっかり寄せて彼が思うようなプレーをさせないように個人としても努力して、チーム全員で守れるようにしたいです」とチーム全員で戦う必要性を言葉にした。また、「彼だけではなくほかにもたくさんいい選手がいるので、そのほかの選手にも注意しなければいけません」と続け、気持ちの準備に余念はない。
(徳島担当 柏原敏)
2018/03/08 18:37