「フライデーナイトJリーグ」と銘打たれた2日に開催されるJ1第2節。C大阪は、ホームに札幌を迎え撃つ。その札幌を今季から指揮しているのが、昨季途中まで浦和で監督を務めていたペトロヴィッチ監督だ。
浦和で同監督の指導を受け、今季からC大阪に加入した高木俊幸は、「自分が教えてもらってやってきたサッカーなので、相手となって試合をしたときに、どのくらいイヤな部分があるのかなと思う」と、今節を前に興味津々の様子。
広島との開幕戦については、「新監督になって初戦だったけど、精度も高く、ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)のやりたいような形になっていた。選手に教え込む能力や指導の徹底はすごいなと思った」と素直な感想を漏らした。
「札幌と浦和だと選手も違うし、多少(やり方に)違いは出てくるかもしれないけど、目指しているところは一緒だと思う。ポゼッションを重視してくると思うし、ボールをもって、動かして、狙いをもってやってくる。試合に出たとしたら、チームメートにも声をかけて、相手のやりたいことをやらせないようにしたい。その上で、攻撃でもしっかりと結果を残したい」と今節へ向けた意気込みを話す。
出場すれば、元チームメートの駒井善成とのマッチアップも予想される。「(駒井の)持ち味はドリブルだと分かっているので、ドリブルに入らせないようなポジションをとって、できるだけ自分が先手を打って、相手を守らせる形にしたい」。“C大阪の左”と“札幌の右”。局面での火花散る争いが繰り広げられそうだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/03/01 18:47