福岡からベルギー1部のシントトロイデンに移籍した冨安健洋は、虎視眈々と出場のチャンスをうかがっている。
現地時間1月15日に加入会見を行った冨安は、3年半の長期契約を結んだ新クラブでの目標を「まずは試合に出られるように練習でアピールして、チームとしてはリーグ優勝できればいい」と語っていた。翌日からチーム練習にも参加し、約7,000人収容のホームスタジアムも見学したという。
レベルファイブスタジアムのようにトラックがないホームスタジアムは、「スタンドとの距離も近いし、イエローと青のチームカラーが出ていてとてもいい雰囲気」と冨安。21日、24日と連戦だったリーグ戦でのベンチ入りは叶わなかったものの、チームが2試合で計5失点と守備に課題があることは明白だ。冨安としては早くチームへとフィットし、守備面で貢献してレギュラー確保につなげたいところ。そして、現在プレーオフ圏内のリーグ戦6位につける“カナリア”色のクラブの躍進に寄与したい。
福岡で育った19歳の若武者の挑戦は、ベルギーの地で続いている。
写真:©JEBE
(BLOGOLA編集部)
2018/01/25 20:53