前節・大分戦で、試合最終盤の82分から途中投入されてピッチに立ったFW鈴木武蔵。後半ロスタイムを含めれば10分ほどの短い出場時間ではあったが、前線でのアグレッシブな動きで度々スタンドを沸かせた。無得点に終わったものの、可能性を感じさせるプレーは敗戦の中にある光明だった。
本人は満足しておらず、「もっと前線で勢いをもたらしたかった」と堅い表情。それでも今週のトレーニングでも、実践形式の戦術練習でゴールネットを揺らすなど、引き続き好調を維持している様子がうかがえた。
今節の対戦相手となる岐阜は、試合終盤の76分以降の得点率が高く、ゲームは最後の最後までもつれるものと予想される。だからこそ両チームのスーパーサブの活躍が、今節の勝敗の大きなカギを握るだろう。もし前節と同じメンバーと推測すれば、鈴木武は試合途中からの出場となる。タイムアップの笛が鳴るまで目の離せない一戦で、要注目のプレーヤーと言えるだろう。
(松本担当 多岐太宿)
2017/10/29 07:00